パリ近郊のんびり週末のおすすめ Moret sur loing

パリからフォンテーヌブロー方面に90kmほど走ったところに、キレイな川の流れる美しい村Moret sur loing があります。

狭い石畳の通りや木組みの家など中世の名残が残る旧市街とロワン川に架かる古い橋と水車の小屋など、絵になるスポットがたくさんある街です。

車ではパリ市内から1時間ほど、電車の場合はGare de Lyon駅から
R線でMoret – Veneux-les-Sablons駅まで同じく1時間ほどで到着することができます。

おすすめの見所は旧市街。タイムスリップしたような景色が楽しめます。

到着するとまずは街入口にはPorte de samoisという門を見つけることができます。12世紀ごろからフランス王家に仕える要塞都市として機能していた名残だそうです。

旧市街は古き良きフランス感のある石造りの建物が建ち並ぶ小さな通り。のんびり歩いても20分ほどで回れる大きさです。

街の中心にあるカフェレストラン。外観がアルザスにあるような木組みの建物でとても可愛らしいお店です。食事もできますが飲み物だけでのんびりしている人が多い印象でした。

この旧市街を抜けると街の反対側に出てロワン川にかかる古い橋につながります。

シスレーの絵にもこの景色が描かれていて今でもほぼ同じ景色を楽しむことができます。街を散歩していると、このようなシスレーの描いた絵を解説しているボードがあるので絵と実際の景色を見比べることができ文化的な気分に浸ることができます。

水がとにかく透明度が高い。滝のように段差ができている箇所もありマイナスイオンをいっぱい浴びれます。

川沿いでピクニックをしている現地人がたくさんいます。レジャーシートを持ってカフェでテイクアウトして、川沿いでピクニックというのもありだなと思いました。

お昼ご飯を買ったカフェも良かったので紹介します。先ほどの街の入り口の門の手前にあるRosina cafe。手作りのクッキーとお茶がメインのカフェですが、今回は日替わりのサンドイッチと丼ぶりを注文。この日のサンドイッチはフェタチーズとレモンをベースにベーコンか豆腐を選べました。丼ぶりはBudda bowlという奇妙な名前で、フランス人が思うアジアっぽさを酢飯とツナ、黒胡麻、たくあん、わかめで表現していました。穏やかそうな雰囲気に惹かれて入ったお店でしたが、味も普通に美味しかったです。目の前の観光案内所の横にあるこのお店専用のテラスでゆったりと過ごすこともできます。サンドイッチは10ユーロ、丼は15ユーロ、クッキーは2.5ユーロでした。店員さんが優しいのも◎

https://maps.app.goo.gl/AUUaYv3FNA3qXiQ66

パリから近いところでのんびりとした週末を過ごしたい方にはぴったりの場所Moret sur loing でした。


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