2024 サロンドショコラ Salon du chocolat


10月30日に行ってきました。

チケットは2ヶ月くらい前からネットで買えますが、なんなら当日でも買ってそのまま入場できました。大人1枚16ユーロ。

場所はPorte de versailles というパリの南西部15区にあるイベントスペース。メトロ4番線やトラムでアクセスできます。オリンピックの時はバレーボールや卓球が行われていた大きな屋内施設です。東京ビッグサイトみたいな感じ。

行ったのが初日の平日水曜日の夕方だったのでどのお店もゆっくり店員さんと会話できるくらいで人はとても少なかったです。

会場は2階建になっていて、中に入るとまずカカオ豆の原産地のブースが広がっています。ブラジル、ガーナ、コートジボワールなどなど。こちらのブースは素材の味が分かる板チョコを一応売っている感じで、主旨としては業者さんとの商談という印象。

2階に進みます。2階はイメージしていた通りのショコラティエの世界

フランス国内からはパリだけでなく、リヨンやプロヴァンスなどの地方のお店が出店していたり、スイスやイタリアのお店もありました。フランス人と話すと、チョコレートはスイスというイメージがあるようです。

日本の存在感も際立っていた印象。パリにある日本人職人のお店だけでなく、日本からわざわざ出店しているお店もちらほら。国別でフランスの次に多いんじゃないかと思います。

あと、奥の方でやっていたパティシエによるデモンストレーションに登壇していたのも日本人でした。フランスのお店でもMatchaだけでなくYuzuやHojichaのフレーバーがあり、日本人としては嬉しくなる光景。

たくさんお店が並んでいるのでどこを攻めようか迷うのと、話すと買わなきゃいけないんじゃないかというプレッシャーが歩みを遅くしかけますが、食べてみないとわからないのでとりあえず試食してみます。自分が行ったお店は全て立ち止まってじっくりみていると試食をさせてくれました笑

まず購入してみたのは、BERTRAND CHOCOLATIERというお店。調べたらロアンヌという街から始まってロアンヌとリヨンにだけ店舗があるので、日本でもパリでもなかなかお目にかかれないブランドでした。

ここはとにかく見た目が綺麗なので惹かれましたが味も1番。ドーム型のビターチョコレートの中にシロップが入っているような感覚。オレンジやフランボワーズなどフルーツ系が多いですが、バニラやココナッツなどもあります。食感はお酒の入っているチョコレートのように噛んだ瞬間に液体が口に広がるんだけど、お酒のキツイ感じがなく上品な甘さが広がる感じ。個人的に今回の優勝。

2つ目はパリに住んでいる日本人の間で人気のLes Trois Chocolat。福岡で代々チョコレート職人をされていた方がパリに出店したお店で日本の素材を使ったチョコレートがたくさん。

わさび、サクラなどチョコレート業界的にはきっと変わり種に見える商品が多いのですが、食べるとこれ合うんだ!っていう発見があり楽しいお店。今回試した中ではSakura Fumé (サクラチップの燻製)が個人的一押し。チョコレートというよりはおしゃれないぶりがっこ(笑)。ウイスキーもしくは日本酒が欲しくなります。外国人にはワサビも人気だそう。

3つ目は、店構えから高級感があったのと、トリュフチョコを探していたのでこのお店DELAVEAUXに決定。Lamorlayeというパリから北に1時間ほど行った街にあるお店だそうです。

トリュフチョコレートは噛んだ瞬間にほろほろする流石のクオリティ。15ユーロなり。安くはないけど、まあ美味しいしよかったかな。

ゆっくり回って1時間半くらいで一通り回り切ったかなという感じ。初めての訪問でしたが、平日夕方で空いていて比較的ゆっくり見れたのとパリで買えないお店に出会えたので満足度は高めでした!パリにいるタイミングで開催予定があればぜひ!

チケットが購入できる公式リンクはこちら;https://www.salon-du-chocolat.c…l