8月にスイスの Saas fee(サースフェー)にいってきました。ツェルマットからクルマで1時間ほど。
観光地化が進んでいるツェルマットと比べると、人もお店も少ないですが、ツェルマット同様3500m級まで上がれるケーブルカーがあり雄大なアルプスの山々をスイスらしい穏やかで落ち着いた環境で楽しむことができ、ツェルマットに少し慣れてきた後により穏やかなスイスらしい経験を求める方におすすめです。
おすすめ① Mittel allalinの展望台でのんびり
登ったのはMittel allalin(ミッテルアラリン)というサースフェーで1番高い地点。ここに行くには、まずサースフェーの村からケーブルカーに乗りFelskinn(フェルスキン)という駅で乗り換え、地下鉄道に乗って向かいます。この山を下から串ざすように通っている地下鉄はヨーロッパで1番高い地点にある地下鉄だそうです。
まずはここがケーブルカー乗り場。スズキが頑張ってます。

乗り場はこんな感じ。


そして名物?の地下鉄はこちら。(いたって普通の暗い地下鉄)
行ったのは8月中旬でしたが、到着するとスキーウェアを着ている現地の人がたくさん。心なしかツェルマットよりも雪が多く残っており雪の上を歩くこともできます。
特に良いのは駅を上がってから出口と反対方向、レストラン方面にある展望台。

4000m級の山々を見れるのはもちろん最高なのですが、キャンプで使うようなソファチェアが置いてあり、よりリラックスしながらスイスの広大な自然を堪能できます。あまりの心地よさにここで1時間昼寝しましたがピークシーズンにも関わらず観光客もまばらで、ずっと滞在できるようなゆとりのある環境でした。


おすすめ②Felskinn(フェルスキン)にあるカフェにビールを飲む
Mittel allalin(ミッテルアラリン)の往復チケットを持っていれば、帰りにFelskinn(フェルスキン)で途中下車してそこにあるカフェでのんびりすることも可能。
ビールを飲むだけでもいいですが、食べ物も美味しいという評判だったのでチーズケーキを注文。多分この環境で食べたらなんでも美味しいのですが、ちゃんとここで作っていそうな手作り感があって、美味しかったです。



なお、夏で席が選べる場合はパラソルで日陰になる普通のテーブルがおすすめ。クッションのあるソファー席が一見魅力的に見えるが5分いると眩しすぎて目が開かない&日が当たってる体だけめちゃ暑いという状況になり、席移動が多発していました。
アクセスは電車はないのでクルマかバス。クルマで行く場合は村の入り口の立体駐車場(Google map)に停めます。1時間1スイスフランくらいで許容範囲。
今回は車だったのでちゃんと見てませんが大きなターミナルがありバスで来ることも可能なようです。
街歩きはすぐに終わってしまいますがこんな感じ。食事もお土産も薬局も揃ってます。


ちなみにケーブルカーは往復定価79スイスフラン(ツェルマットのグレイシャーパラダイス114フランと比べるとお得、ここからSwiss railpathやhalfwayを持っていると割引)、さらにサースフェーのホテルに泊まった人はSaastal cardという最強カードをゲットできケーブルカー乗り放題。お昼ご飯とビール1杯で6000円と、とにかく物価の高いスイスにおいてはこのケーブルカー乗り放題は大きいです!
ツェルマット含めて3泊以上するなら1日はサースフェーに来るのがおすすめです。
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